初めてのネットワークオーディオ環境構築
まずはWindowsでもっとも単純なネットワークオーディオ環境を構築してみよう。
1.音源の取り込み
話を簡単にするためにWindowsMediaPlayer(WMP)でCDを取り込んで音楽ライブラリを作るケースで説明する。
WMPでCDを取り込めば、アートワーク、アルバム名、タイトル、作曲者などの情報が自動取得される。これらの情報は「タグ」と呼ばれてて、音楽ファイル内に直接組み込まれる。
音楽ファイルはWMPの場合、「マイミュージック」のどこかに保存される。
WMPをメディアサーバとして動作させれば取り込んだ音楽ファイルをHM86で再生できる。
2.WMPをサーバとして動作
WMPをメディアサーバとして動作させるまでの手順。
- [ストリーム/メディアストリーミングを有効にする]を選んで有効化
- [ストリーム/その他ストリーミングオプションの選択]を選ぶ
- デバイスの一覧の中にHM86が表示されていて、アクセスが「許可」となってることを確認。HM86が許可になってるけど、まだライブラリをHM86で再生できない。
- HM86の欄の[カスタマイズ]をクリック
-
カスタマイズパネルで[規定の設定を使用]のチェックをはずして、[ライブラリ内の...]にチェックを入れる。わかりにくいけど、「規定の設定=アクセス禁止」みたいだ。
これでHM86からWMPのライブラリにアクセスできるようになる。
3.リモコンアプリからWMPの音楽を再生
HM86のリモコンアプリを起動し、MusicServerを開き、先ほどのWMPライブラリを指定すると、WMP内の音楽が見えるはず。
これがネットワークオーディオの第一歩。